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メタルマスクの印刷を安定化する壁面平滑化×コーティング技術

公開日:2025-11-07  更新日:2025-11-27

メタルマスクの印刷では、開口精度や板厚だけでなく、転写の安定性が品質と歩留まりを左右します。
量産ラインで何百回も印刷を繰り返す中で、印刷ムラや転写不良をいかに防ぐかが大きな課題です。
当社はこうした課題を解決するため、壁面平滑化処理表面コーティングという2つの表面技術を提供。
これらの技術により、印刷ごとの転写ばらつきを抑え、高精度で安定した印刷と高い歩留まりを実現します。

壁面平滑化処理で開口部を滑らかにし、転写ムラを防止

レーザ加工などで形成された開口部は、加工条件によっては微細な段差や凹凸が生じることがあります。そのわずかな粗さが、はんだペーストの流動や離型に影響し、転写ムラやブリッジなどの原因となる場合があります。

当社では、こうした問題を解決するためにHG(ハイグレード)およびSHG(スーパーハイグレード)と呼ばれる壁面平滑化処理を用意しています。開口部の壁面をより滑らかに仕上げることで、はんだペーストがスムーズに流れ、印刷時の安定性が向上します。結果として、微小チップ部品の印刷でも高い再現性を維持することができます。

コーティングで転写の再現性を向上

もう一つの安定化技術が、表面コーティング処理です。当社のコーティングは、撥水性・撥油性を高めることで、はんだペーストの付着を抑え、安定した離型を実現します。これにより、印刷ごとの転写量のばらつきを抑制し、連続印刷時の品質を安定させることができます。

また、ペーストの付着が少ないため清掃頻度を減らすことができ、作業効率の向上にもつながります。製造ラインにおける生産性と品質の両立を支える、実践的な技術といえます。

▶ これらの技術を搭載したメタルマスクの詳細を見る

平滑化とコーティングの相乗効果

壁面平滑化とコーティングは、それぞれ単独でも効果がありますが、両方を組み合わせることでさらに高い効果が得られます。平滑化された開口部にコーティングを施すことで、ペーストの流動性・離型性・転写率のすべてが最適化されます。印刷初期の安定した立ち上がりから長期運用まで、一貫して高品質な印刷を維持することが可能です。このように、マスクそのものの表面状態を整えることが、印刷不良を抑え、安定した製造を実現するための第一歩といえます。

まとめ:安定したメタルマスク印刷は「表面技術」から生まれる

高精度な印刷を実現するためには、装置や材料だけでなく、マスク表面の品質にも目を向ける必要があります。当社は、レーザ・アディティブ・エッチングの3工法に対応し、そこへ壁面平滑化やコーティングを組み合わせることで、多様な印刷条件に最適なマスクを提案しています。

印刷のばらつきや歩留まりに課題を感じている場合は、マスク表面処理の見直しが大きな改善につながるかもしれません。「転写の安定化」を支える技術を、ぜひ一度ご検討ください。

▶ メタルマスクの詳細を見る

▶ 試作1枚から対応可能です。まずはお問い合わせください。

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